「電線に関する相談」を一手に受ける会社の看板娘が、北山宏光くんのトークに大きな学びを得ていた
さて、仕事を離れて有紀さんのプライベートについても聞いてみたい。今ハマっていることはありますか? 「もともと星占いは好きでしたが、その関連で社会人になってから吉方位が気になり始めました。ネットの九星気学のページで自分の誕生日をもとに調べていましたが、しっかりプロに見てもらおうと横浜中華街のモモ先生という占い師さんに見ていただいたら、『GWと夏休みの時期の吉方位は東南で、しかも千葉かフィジーがいい』と言われまして、まずはGWに千葉の木更津に行ってきました」。
木更津では美味しい魚を食べてアウトレットで買い物をして、もちろん八剱八幡神社に参拝もする。
「でも、フィジーも気になるので同じ年の夏休みに思い切って行きました。滞在したマナ島からは現地民しか入れない神様の島が見えまして、夜になると火が灯るんです。 ああ、あそこに神様がいらっしゃるんだなと思いながらありがたく眺めていました」。
さらに、昨年末にはやはり吉方位で決めた長野県へ。日本で唯一という武家屋敷に泊まれる「花屋」という旅館に宿泊した。 「館内には黒電話や昔ながらの鏡台が置いてあったり、部屋の中に謎の空間があったりで非日常を十分に味わえました。お料理もすべておいしく、地酒もいただいたりと、年末の贅沢を堪能した旅行でした」。
また、吉方位に関係なく行きたいと思った場所へは積極的に赴く。 「太秦映画村」のハロウィンイベントでは男装に挑戦した。
旅先としては網走刑務所も印象に残っている。見学後は焼き肉とともに網走ビールを堪能した。
ハマっているものはあと2つあった。ひとつはウマ娘。有紀さんの推しは「エアグルーヴ」だという。 「当時はIT企業で労務統括のポジションで働いていたので、業務量や批判に負けない強い女性像を求めていたんです。 そんなときに知ったのが『女帝』と呼ばれ、見た目も性格もかっこいいエアグルーヴ。髪型も一緒にするほど好きになりました」。