仕事がデキる人の条件は「言語化」が9割!冬休みにこっそり読みたい「言語化」本3選
● 荒木俊哉さんが考える 「言語化」が浸透したワケ 「今年の新語 2024」で「言語化」が大賞を受賞したことやその背景について、コピーライターの荒木俊哉さんに話を聞きました。荒木さんは3位にランクインした『瞬時に「言語化できる人」が、うまくいく。』が10万部を突破、最新刊の『こうやって頭のなかを言語化する。』(PHP研究所)では、1000人以上の声を聞いた上で約1年をかけて開発した言語化メソッドを紹介しています。 「ここ数年で浸透していた『言語化』という言葉が、辞書に載っていなかったことを初めて知って驚きました。ただ、企業で『言語化』に関する講演をしたときに多くの方に参加していただいたこともあり、現代のビジネスパーソンにとって『言語化』はホットワードなんだなという実感はありました。 『言語化力』が求められる背景はいくつかあると思いますが、組織やSNSなどで、自分をきちんと発信しないといけない、という風潮が影響しているのではないでしょうか。また、チャットツールの普及によって、文字ベースでコミュニケーションを取る機会が増えたことも要因かもしれません。 ビジュアルや映像など様々な発信手段がありますが、最も使いやすい『言葉』によって自分の考えや思いを発信する人が多い中で、『言語化』というワードがハマったような気がします。 これまでは『言語化力』を磨くためのベーシックな方法が知られておらず、その人の性格やキャラクター、話し方によって、言語化力が上手い人とそうではない人の差がありました。『言語化力』を意識する時代になった今、『言語化力』の本を読んでベーシックな方法を身につけることで、みなさんが抱える悩みを解決できたらいいなと思います」 ● 「言語化力」は今や ビジネスシーンでの必須スキル 「言語化力」は今やビジネスシーンにおける必須のスキルとなっており、その重要性はますます高まっていくことが予想されます。一方で「言語化力」を磨いている人はまだまだ多くなく、「言語化力」をいま身につけることは多くのメリットをもたらしてくれることでしょう。 この冬、「言語化力」を高めたいと考えている人は、まずは興味のある本を手に取ることから始めてみてはいかがでしょうか。 (flier(フライヤー)、ダイヤモンド・ライフ編集部)
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