デジタル技術の活用で農作業を効率化「農業DX公開講座」最新機器の活用事例を紹介
南海放送
農作業の効率化や生産性の向上につなげようと、デジタル技術を活用した「スマート農業」を学ぶ公開講座が愛媛県松山市で開かれました。 松山市下伊台町のえひめ農業未来カレッジで開かれた「農業DX公開講座」には、県内で農業に従事する人などおよそ50人が出席しました。この講座は、デジタル技術を駆使するなどして農作業の効率化を図る「高度農業人材」の育成を目指し、昨年度から開講されています。 今年度はあわせて6回開かれ、初回のきょうは農業にDXを導入するうえでの心構えや、最新の農業機器の活用事例などが紹介されました。 県農林水産研究所 河野靖さん: 「こういう地図の情報を入れておいて、それぞれの畑、この畑はいつ田植えをしました、いつ収穫しました、その時の収量はどれだけでした、みたいなことが一目瞭然分かるようになっている」 今後は、野菜やかんきつなど品目ごとに講義を行う予定で、受講希望者は随時受け付けているということです。