Maestraudio、「MAPro1000」の限定生産モデル “Bluish Snow”。低損失半田で音もブラッシュアップ
アユートは、同社取り扱いブランドMaestraudio(マエストローディオ)から、モニターイヤホン「MAPro1000」に特別なデザインや細部の微調整を施した限定生産モデル「MAPro1000 Bluish Snow(エムエープロセン・ブルーイッシュスノー)」、および4.4mmバランスケーブルの限定生産モデル「MAPro1000 Cable 4.4 White」を12月21日(土)より発売する。価格はMAPro1000 Bluish Snowが14,300円、MAPro1000 Cable 4.4 Whiteが5,500円(ともに税込)。 快適なフィッティングと広いサウンドステージで、さまざまなコンテンツで没入感を高める “イマーシブサウンドモニターIEM” 「MAPro1000」をベースとした限定生産のリミテッドカラーモデル。 筐体デザインはユーザーの要望に応えるかたちで、ブランド初となる不透過のソリッドカラーを採用。その上で艶のある美しさをもたせるため、福井県鯖江のメガネ製造で培われた真空蒸着技術に着目。鯖江の職人の綿密な協力のもと、フェイスプレートに蒸着仕上げを施し、モデル名にもなっている「青みがかった雪」をイメージさせる白を実現したという。 また外観を変えるだけでなく、新たな試みとして、内部接点の半田をオーディオ用途に適していると言われる低損失半田材料へと変更。ケーブルコネクターカバーも左右判別がしやすい色分け済みのタイプ(右=赤、左=青)を採用した。 付属イヤーピースの組み合わせについても変更を実施。通常モデルでは、硬度を再調整したシリコン素材の「iSep02」とフォーム素材の「iFep01」を付属していたが、本モデルではiFep01に代わり、ホームオーディオにおけるサラウンド技術やライブハウスの臨場感に注目して開発されたシリコンイヤーピース「iReep01」が付属する。 ドライバー構成はベースモデル同様、深い低域再生を実現すると謳う10mm径グラフェンコートダイナミックドライバーと、MAProシリーズ用に新開発された5.8mm径のパッシブ型セラミックコートトゥイーター「RST(Reactive Sympathetic Tweeter)」によるハイブリッド型を踏襲。RSTトゥイーターを小型化したことで、コンパクトな筐体ながらも音に包まれるような広いサウンドステージを実現させたと謳う。 付属ケーブルはイヤホン本体カラーにあわせたホワイトの外皮を採用。導体は高伝導のOFC4芯線で、長さは約1.2m。イヤホン側コネクターは互換性に優れるMMCXコネクター、プラグは3.5mm 3極のL字型を採用している。 周波数特性は20Hz - 40kHz、インピーダンスは22Ω、感度は111dB。付属品は上記したイヤーピースiSep02、iReep01を4サイズ(S/MS/M/L)、キャリングポーチを同梱する。 MAPro1000 Cable 4.4 Whiteは、MAPro1000用の4.4mmバランスケーブル「MAPro1000 Cable 4.4」のホワイトカラーモデル。こちらも左右の判別をしやすいケーブルコネクターカバーを備える。その他の仕様は通常モデルと共通で、導体にOFC(無酸素銅)を採用し、コネクターはMMCXを装備する。
編集部:松永達矢