世界1位サバレンカ、さらなるGS制覇に向け意欲
【AFP=時事】女子テニス世界ランキング1位のアリーナ・サバレンカ(26)は、全豪オープンでの3連覇に向けて「フレッシュな状態で準備万端」と語りつつ、まだまだ成長の余地があると述べて警告を発した。 【写真】新シーズンに向けてトレーニングに臨むサバレンカ サバレンカは今年素晴らしいシーズンを送り、7大会で決勝に進出すると全豪オープンに加えて全米オープンなども制し、計4タイトルを獲得。25年の全豪も制覇となれば、1997~99年のマルチナ・ヒンギス(スイス)以来の女子シングル3連覇となる。 29日に開幕するブリスベン国際に向けてすでに豪入りし、来年1月12日に開幕するシーズン最初の四大大会(グランドスラム)、全豪オープンに向けて準備を進めているサバレンカは、女子テニス協会(WTA)のウェブサイトに対して「フレッシュで準備万端」と述べ、「オーストラリアが大好きで、いつもここに来るときは意欲的で準備が整っている」「ここでのサポートを感じるし、一番良いところは、みなさんが本当にテニスに熱中していることだと思う」と続けた。 サバレンカは昨年もブリスベン国際でシーズンをスタートさせ、1セットも落とさずに勝ち上がったが、決勝ではエレナ・ルバキナ(カザフスタン)に敗れた。それでも全豪では決勝で鄭欽文(中国)を退け、大会連覇を飾った。 今オフを米フロリダで過ごした後、中東で新シーズンに向けたトレーニングをしたサバレンカは「プレシーズンでは多くのことに取り組む」「メジャー大会前の最初のトーナメントは、自分にとって何がうまくいくか、何がうまくいかないかを試す場」だと明かした。 一方、2025年を控えてトッププレーヤーとしての地位を確立しているにもかかわらず、「シングルスでのネットプレーはあまり得意ではないかも。サーブも自分が望むほど良くないし、常に改善すべき要素がある」と述べ、まだ改善の余地があると続けた。【翻訳編集】 AFPBB News