マンC守備陣を翻弄するテクニック、相手を引きずるパワー アストン・ヴィラで輝く大型MFロジャースはイングランド代表の主力となるか
すでにイングランド代表デビューは果たしている
先日行われたプレミアリーグ第17節でマンチェスター・シティを2-1で撃破したアストン・ヴィラ。このゲームで圧巻のパフォーマンスを披露したのがアストン・ヴィラMFモーガン・ロジャースだ。 決勝点を決めたシーンも見事だったが、それ以外にも敵陣を切り裂くドリブルなどマンC守備陣を翻弄。高いテクニックに加え、フィジカルバトルに強いのが特長だ。 ロジャースは以前マンCに在籍していた時期があり、2021年にはマンCからリンカーン・シティにレンタル移籍していた。当時リンカーン・シティを指揮していたマイケル・アップルトンは、当時からロジャースのフィジカルがずば抜けていたと振り返る。 「相手のセットプレイに対応する際、モーガンには最も大きな選手をマークするよう頼んでいたんだよ。彼は接触や肉体的なチャレンジに強かった。学ぶ意欲もあって、ミーティングでも常に質問をしていた。シティからやってきた時はテクニックもあったが、ボールを奪って前進することができた。シティのシステムでは少し迷子になっていたようだが、内なる自信と信念を持っていたよ」 189cmとサイズがあり、今年11月にはイングランド代表デビューも果たした。今のイングランドは2列目が激戦区となっているが、マンC相手のパフォーマンスを見れば代表でも見てみたい選手だ。2026ワールドカップを迎える頃には主力の座を狙える可能性もあり、また1人特別なMFが出てきている。
構成/ザ・ワールド編集部
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