ザ・ノース・フェイスの名作「ローリングサンダー」がバージョンアップしたけど、結局何が変わった?
最近、街中で度々目にするアウトドアブランドのキャリーケース。その理由は、キャンプやアウトドア、旅行でも使える汎用性の高さと、街着としても浸透したアウトドアファッションとの親和性の高さからでしょう。 【アイテムの詳細画像を見る】 中でも、THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)の「ローリングサンダー」シリーズは、汚れや水濡れに強く、舗装されていない不均一な路面でもスムーズに移動できるタフな大径ホイールなど、耐久性と使い勝手の良さで評判です。 そんな、人気のシリーズが今年の春にアップデートされたとの情報を入手。そこで、大型旅行やキャンプ使いにうってつけな「ベースキャンプローリングサンダー28インチ」(5万3130円)を使って、改めてその魅力を紹介したいと思います。
■洗練感されたデザインとアウトドアでも活躍する機能性を兼ね備えたキャリーケース
ザ・ノース・フェイスが手掛けるアイテムは、タフで機能性が高く、それでいて洒脱。ゆえに、アウトドア愛好家をはじめとする幅広いユーザーから信頼を得ているブランドです。 今回紹介する「ベースキャンプローリングサンダー28インチ」についても、洗練されたデザインに加えて、少々雑な扱いでも致命的なダメージを受けにくい耐久性を誇っています。アウトドアや旅行では舗装されていない道が多く、そうした状況でも心配なく使用できるため、活動的なライフスタイルを送る人にとって理想的な選択肢といえるでしょう。 進化したポイントとしてまず注目してほしいのが、耐久性をアップしたウィーラーハンドルです。キャリーケースを引く際にウィーラーハンドルがぐらつかないので、ストレスなく安定感のある移動を実現。 また、柄の部分に赤色を採用することでより洗練されたデザインに仕上がっているのも良い感じです。 持ち手のところにあるボタンを押すことで、柄の部分が出し入れできる構造。両サイドにボタンがついているのですが、片方を押すだけでOK。右手でも左手でも、どちらでも使いやすいのは地味にうれしい! ホイールの耐久性もUPしています。舗装されていない道を快適に移動できるのはもちろん、石畳やアスファルトなどでも、転がす際の音が気にならなかったのが個人的に好きなポイント。 握りやすくなったグラブハンドルもアップデート。パッド入りになったことで手持ちの移動も快適になりました。 グラブハンドルは上部に加えて、サイドと底部の合計4箇所。手持ちだけでなく、四方についていることで、車などへの荷揚げもラクに行えます。 また、開閉するサイドのハンドルは本体とフラップ側のダブルハンドル仕様。重たくなってしまった場合でも、両手を使った持ち運びができるようになっています。 オーガナイザー付きのメインスペース。アップデート前に比べてより大きく開く仕様になっています。 寝袋、テント、チェア、マットを入れても少し余裕のある容量。オーガナイザーが付いたことで荷物を固定しやすくなっています。 メッシュ付きのオーガナイザーは取り外しが可能。テントやホテルなど旅先のアメニティ類や充電器やケーブル等を入れる小物入れとしても活躍します。 フラップ側にもメッシュポケットを搭載。視認性に優れているため、メインスペースの仕分けもしやすくなっています。また、折りたたんだ小型チェアが余裕でおさまる深さもポイントです。 メッシュはロールして留めることができるため、メインスペースの容量を増やしたいときに便利です。 フロント上部には内装にフリースをあしらった小型のアクセサリーポケットを搭載。スマホなどのガジェット類を一時的に収納するのにもってこいです。 また、フロントにはシューズなどを入れやすいマチ付きのサイドファスナーポケットを搭載。汚れたものを仕分けしたいときや、縦長のものを収納したいときに重宝します。 コンプレッションストラップは本体の4ヶ所に設置されています。フラップポケットを開閉するサイドはバックルで取り外しができる仕様。中身の容量に合わせて圧縮できるため、ぐらつかずに持ち運べます。 なお、各ポケットについているファスナーのプルタブは大きく設計されているため、グローブなどをしたままでもストレスなく開閉できます。 デイパックやアウターなどを吊り下げられるストラップも付属。 メイン素材には、耐久性の高い“1000デニール TPEファブリックラミネート”を採用。汚れや水濡れにも強いため、キャンプや旅行でもガシガシ使えること請け合い! アウトドアブームや健康志向の高まりに伴い、多くの人々がアウトドア活動を楽しむ中、ザ・ノース・フェイスの製品はますます注目されています。 中でもローリングサンダーシリーズは、アウトドアのタフさとスタイリッシュなデザインを兼ね備えたキャリーバッグとして人気の高いアイテム。ちなみに、2020年に前作のローリングサンダーの記事を公開しているので、この機会に見比べても良いかもしれません。 旅行やキャンプなどこれから続く行楽シーズンに必須のキャリーケース。アウトドアも旅行も好きという人だけでなく、ソフトキャリーに興味があったという人も「ベースキャンプローリングサンダー28インチ」を選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?
<取材・文/宇田川雄一 取材協力/POTR>