中日先発・大野雄大が二回途中でKO 6失点の背信投球で大量リード許す「チームと中継ぎ陣に迷惑をかけてしまい申し訳ないです」
(セ・リーグ、阪神―中日、5回戦、20日、甲子園)今季2度目の先発マウンドに臨んだ中日・大野雄大投手(35)は二回持たずにKOを喫した。一回は先頭近本への四球を出すと、2死後に大山にセンターへの適時打を打たれて先制点を献上。味方が2-1と逆転した直後の二回にも先頭のノイジーを四球で出した後に3連打で追いつかれ、さらに無死満塁から近本の犠飛で2-3と逆転を許すと、さらに中野への四球で満塁とされたところで降板。2番手の梅野も森下の左前適時打と大山の犠飛、佐藤輝の右翼線2点二塁打を許し、この回打者一巡7得点の猛攻を許して2ー8と序盤から大量リードを奪われる苦しい展開となった。大野は1回1死まで54球を投げて4安打3四球6失点。過去40試合で18勝9敗1ホールドと相性の良い阪神相手に背信投球となり「ゲームを作ることができず早い回での降板となり、チームと中継ぎ陣に迷惑をかけてしまい申し訳ないです」とうなだれた。