【福島2歳S】4番人気ポッドベイダーが2勝目ゲット 荻野極「すごくいい内容で勝てたと思います」
10日の福島9R・福島2歳ステークス(オープン、芝1200メートル)は、荻野極騎乗で4番人気のポッドベイダー(牡・上原佑)が好位追走から直線で堂々と抜け出してV。前走・シンガポールターフクラブ賞(6着)からの巻き返しに成功し、自身2勝目を挙げた。勝ち時計は1分10秒7(良)。 荻野極は「テンションがレース前からかなり高かったですが、レースではうまく折り合うことができて、しまいもはじけてくれました。すごくいい内容で勝てたと思います」と初コンビのパートナーをたたえた。一方、上原佑調教師は「デビュー前から能力は感じていましたが、気難しさがあったので、中間は馬具を替えたり調教を工夫したりしました。決してスムーズな競馬ではなかったけど力を見せてくれましたね。ホッとしました。(距離は)千二でいいと思います」とメンタル面へのテコ入れが勝利の要因であることを明かした。 次走は未定だが、21年ウインマーベル、22年ビッグシーザーと過去の勝ち馬は短距離の一線級で活躍中。注目度の高まるレースを制し、今後の飛躍が期待される。
東スポ競馬編集部