「万博の大成功に向けて全力を尽くす」吉村知事らがパリでアピール 万博会場ではシンガポールパビリオンが初公開
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「準備は順調」。吉村知事らがフランス・パリでアピールです。 11月26日、フランス・パリで行われたBIE=博覧会国際事務局の総会。大阪府の吉村知事らが出席し、パビリオンの工事などが順調だとアピールしました。 (大阪府・吉村洋文知事)「政府、博覧会協会、経済界と連携しながら万博の大成功に向けて全力を尽くします」 博覧会協会によりますと、“万博の華”と呼ばれる海外の国が自分たちで建てるパビリオン(タイプA)は、47か国全てで工事業者が決まっています。 46か国は工事が進んでいて、残る1か国もまもなく着工できる見込みだといいます。 タイプAのパビリオンのうち、今回報道陣に初めて公開されたのが、シンガポールパビリオンです。象徴となる赤い球体は「ドリーム・スフィア」と呼ばれ、高さ約17m。表面にはリサイクルされたアルミの板、約1万7000枚が使われています。 シンガポール政府観光局によりますと、27日外観が完成し、内装工事が進められています。パビリオンでは「ゆめ・つなぐ・みらい」をコンセプトに、3部構成でシンガポールの若手アーティストが手がけた映像などを展示するということです。 (オン・エンチュアン駐日シンガポール共和国大使)「パビリオンを歩きながら没入感のある体験ができる革新的な展示をたくさん見ることができます。視覚的にも音の感覚も違うので、別世界にいるような感覚になるでしょう」 大阪・関西万博開幕まであと137日です。
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