豊昇龍、大栄翔らと27番の申し合いで23勝4敗「優勝、したいねえ」九州場所へ意気込み
大相撲の大関豊昇龍(25=立浪)が九州場所(11月10日初日、福岡国際センター)に向けて福岡県糸島市の部屋で27番の申し合いを行った。 出稽古に来た関脇大栄翔、西前頭筆頭の平戸海らと27番の申し合いで23勝4敗と力を示した。「何番とった? 27か。あと3番とれば30番だったのにな」と笑顔を浮かべ、「体の状態はいいですよ。(秋)巡業でもずっと稽古やってきた。息が上がってからちょうどいい感じだった」と手ごたえを口にした。 昨年名古屋場所で初優勝を飾り大関に昇進も、大関ではすべて勝ち越しは決めているが、優勝争いに絡めていない。「優勝、したいねえ」と意気込む。今場所は課題の体重も150キロ台に戻し、重みを増してきた。「いい感じできている」と今場所こそ、目指す横綱への足掛かりをつかむ。