【30代のキャリアと結婚】積み上げた経験と“異動”にどう向き合う?|CLASSY.
仕事でもプライベートでも、人生のターニングポイントを迎え始めるCLASSY.世代。キャリアや人生の目標など「いま、結婚よりしたいこと」がある働く女子に、大事にしていること、見据える未来について聞きました。今回は、ブランドのPRからMDになりキャリアアップを目指す安西恵里奈さんのインタビューです。
ブランドのPRからMDになってキャリアアップを目指したい
◼️安西恵里奈さん(32歳) 新卒で入社した美容用品総合商社では、広報としてカタログ撮影のディレクションも担当していて、現場で様々な職種の方と触れ合う機会が多くありました。PRという仕事を、新たな環境で挑戦したい気持ちが高まり、社会人4年目でヘリーハンセンにPR職で転職。リース対応やタイアップ撮影などを通じて、ブランドの認知拡大・販売促進に取り組んできました。転機になったのは今年4月。女性の意見を取り入れて、女性ファンを増やすというミッションとともに、プロモーションから企画チームへ異動の打診がありました。着たい服が形になる過程は面白いけれど、それを広めるほうが好きだし、自分よりも適任がいるんじゃないかと思い、とても悩みました。 でもPRとしての自分を俯瞰したときに、コミュニケーションを取るのは得意だけど、スペックや機能の説明には自信が持てないところもあって。ものづくりの流れや背景を知れたら、再びPRに戻ったときの強みに繋がるんじゃないかと考え、異動を決意しました。新しい環境では右も左も分からず、日々勉強。生地の特徴を上司や商社の担当者にマンツーマンで教えてもらったり、染色工場に足を運んで知識を深めたり。PRの頃よりも作り手のこだわりや思いをダイレクトに受け取れている自覚があります。結婚への焦りも正直ありますが、仕事はずっと続けたいし、5年後にはMDとして独り立ちして、女性に特化したアイテムにさらに注力し、いつかはメンズも含め全体構成を上司のように見れるようになりたい。PRを経験した自分だからこそ、MDとPRの部署の架け橋的な存在になるのも目標です。