高速料金が「最大50％」戻ってくる？ 「ETC」を使う方が必ず登録しておきたい無料サービスとは

ETCを利用して高速道路を走行する際、少しでもお得に利用したいと考える人がいるかもしれません。そのようなときは、ETCマイレージサービスに登録しておくと、高速料金が最大50％戻ってくる可能性があります。 この記事ではサービスの概要や仕組み、ポイントの詳細や登録方法をご紹介します。 ▼ガソリンスタンドで「タイヤが消耗していて交換しないと危険」と言われた！ すぐに換えるべき？ 交換時期の目安についても解説

ETCを使う際に登録しておきたい無料サービスとは

ETCを利用する際に登録が推奨されている無料サービスとして「ETCマイレージサービス」があげられます。ETCマイレージサービスとは、ETCカードを利用した際の通行料金に応じてポイントがもらえるサービスであり、入会金や年会費はかかりません。 ポイントが貯まる以外にも「平日朝夕割引」の対象となる点がメリットとしてあげられ、以下5つの高速道路を利用する人であれば、よりお得に利用できる可能性があります。 ●NEXCO東日本 ●NEXCO中日本 ●NEXCO西日本 ●本州四国連絡高速道路株式会社 ●宮城県道路公社 「平日朝夕割引」では、1ヶ月の利用回数に応じて最大50％の還元を受けられます。100キロメートル相当分を上限として、5～9回までは通行料金の約30%、10回以上は約50%の還元を受けられる点も覚えておきましょう。 ETCマイレージサービスを利用するには、事前の登録が必要です。あらかじめ登録しておかなければポイントはもらえないため、少しでもお得にETCを利用したいと考えているなら、忘れずに登録しておきましょう。

ETCマイレージサービスについて

ETCマイレージサービスの利用を検討しているなら、以下3つの項目を理解しておくとよいかもしれません。 ●サービスの仕組み ●ポイントの詳細 ●登録方法 それぞれの内容について、詳しく見ていきましょう。 ■サービスの仕組み ETCマイレージサービスは、登録したETCカードを利用して高速道路を通行した際に、ポイントが貯まる仕組みです。ETCマイレージサービスのホームページによると、ポイントの付き方は道路事業者によって異なり、例えばNEXCO東／中／西日本や宮城県道路公社の場合は、10円につき1ポイントがもらえます。 ポイントは基本的に走行した月の翌月20日に付与され、一部走行については翌々月20日に付与されると覚えておきましょう。なお、ポイントの有効期限は「付与された年度の翌年度末」となっています。 ■ポイントの詳細 ETCマイレージサービスのポイントは、定められた単位に応じた還元額と交換できます。NEXCO東／中／西日本や宮城県道路公社を例に見てみると、以下の交換率となっていました。 ●1000ポイント：500円分 ●3000ポイント：2500円分 ●5000ポイント：5000円分 なお、交換した還元額は通行料金の支払いに充当できます。 ■登録方法 ETCマイレージサービスへの登録は、インターネットから進められます。申し込みの際はETCカードとETC車載器の情報が必要になるため、あらかじめ準備しておくとスムーズに登録を進められるでしょう。 登録する際は、ETCカードとETC車載器の情報に加え、登録者の情報や車のナンバープレートの情報などが必要になります。登録完了日の走行からポイントがもらえるため、できるだけ早めに手続きしておくとよいでしょう。