ティモシー・シャラメがボブ・ディランの名曲に新たな命を吹き込む 映画『名もなき者』オリジナルのMV公開
ティモシー・シャラメが若き日のボブ・ディランを演じる映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』より、シャラメがディランの楽曲「サブタレニアン・ホームシック・ブルース」に新たな命を吹き込むミュージックビデオが公開された。 【動画】「サブタレニアン・ホームシック・ブルース」映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』のオリジナルMV 本作では、1960年代初頭、後世に大きな影響を与えたニューヨークの音楽シーンを舞台に、19歳のディランが時代の寵児としてスターダムを駆け上がり、世界的なセンセーションを巻き起こしていく様子が描かれる。シャラメのほか、エドワード・ノートン、エル・ファニング、モニカ・バルバロ、ボイド・ホルブルック、ダン・フォグラー、ノーバート・レオ・バッツ、スクート・マクネイリーといった名優たちが出演する。監督は、『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』『フォードvsフェラーリ』のジェームズ・マンゴールドが務める。 1965年に発表された「サブタレニアン・ホームシック・ブルース」は、アルバム『ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム』に収録され、シングルとしてリリースされたフォークロックの革新的な楽曲。フォークロックの誕生を告げるだけでなく、歌詞が書かれた紙を歌に合わせて次々と放り投げていく映像で「ミュージックビデオの先駆け」とも言われ、ロックンロールの歴史を形作った500曲のひとつにも選ばれるなど、多くのアーティストがインスパイアされ、オマージュを捧げるなど、ディランの影響力の大きさを感じるとともに、現在も色褪せることがない名曲だ。日本では「ウェスタン調ロックにつづる哀愁」というキャッチコピーとともに、日本コロムビアから発売された。 今回の映像はオリジナルのミュージックビデオとして制作され、劇中シーンを交えながら、歌詞が書かれた紙を歌に合わせて次々と放り投げるパフォーマンスをティモシーが披露するなど、ディランのスピリットをそのまま受け継ぐ内容となっている。 また本作の日本公開に先駆け、劇中でフィーチャーされる名曲たちを収録した「公式予習プレイリスト」も公開。劇中でキャストが吹き替え無しで歌唱したカバー音源(サウンドトラックアルバムとして配信中)のほか、ディランやジョーン・バエズによるオリジナル版の音源も収録。映画の予習や復習にはもちろんのこと、ディランの入門にもぴったりな内容だ。 <作品情報> 映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』 2月28日(金) 公開 (C)2025 Searchlight Pictures. All Rights Reserved.