手洗いから「食洗機」に変えるだけで5人家族なら年間「2万3000円」節約できるって本当?使わない派が多い理由とは
「食洗機は水をたくさん使いそう」「電気代がかかりそう」といったさまざまな理由で、食洗機の導入をしていない方もいるかもしれません。しかし、実際のところ食洗機のほうが手洗いよりもコストや時間がかからないことが分かっています。 そこで本記事では、食器を洗う場合、手洗いと食洗機のどちらがお得かシミュレーションを基に解説します。食洗機は気になっているけれど、導入を迷っているという方はぜひ参考にしてください。 ▼「シャワーだけ」vs「お湯をためる」1人暮らしはどっちがお得? それぞれの水道代・ガス代を比較
食洗機で洗うとどのくらい節約できる?
Panasonicのホームページでは、食器を手洗いした場合と食洗機で洗った場合の節約シミュレーションができます。本記事では、同居している家族が5人(本人を含む)の場合を想定して比較します。同ページでは、コストや使用水量、かかる時間の試算が可能です。なお、コストは電気代や水道代、洗剤代などを合わせたものです。 5人分の食器は、食器40点、小物20点と想定されます。この場合のシミュレーションは以下の通りです。 【コスト】 ・手洗い1回当たり:約62.3円 ・食洗機1回当たり:約30.5円 ・約5人分の食器を毎日2回洗った場合、食洗機なら年間2万3100円の節約につながる可能性がある 【使用水量】 ・手洗い1回当たり:約75リットル ・食洗機1回当たり:約9.9リットル ・約5人分の食器を毎日2回洗った場合、食洗機なら年間4万7523リットル分節水できる可能性がある ・1週間で約911リットル、約180リットルの湯船なら約5杯分節水できる可能性がある 【時間】 ・手洗い1回当たり:約29分 ・食洗機1回当たり:約4.3分 ・約5人分の食器を毎日2回洗った場合、食洗機なら年間約299時間節約できる可能性がある 以上のように食洗機を使うほうが、時間もお金も節約になる可能性があることが分かります。しかし、食洗機を使わず手洗いをしたいという意見を聞いたことがある方もいるでしょう。次項では、食洗機を使わない・使いたくない理由を紹介します。