犯人逃走…冬休みの子どもたち「安心できない」 住人刺される強盗事件起きた旭市内 25日から部活動可能に
22日未明に住宅で住人が刺され、男が逃走した強盗致傷事件が起きた旭市では、市立小中学校が冬休みに入った24日も、生徒らが「安心できない」と不安を口にした。 23日には市内の一部学校が臨時休校、24日は市全域で部活動が中止となった。市内の中学校に通う3年生(15)は「後輩から部活動が中止になったと聞いた。大会が近いので大変だと思う」と影響を心配し、事件については「人がいるところに入ってくるなんて防ぎようがなくて、安心できない」。別の中学3年生(15)は「学校から、できるだけ登下校時に1人にならないよう指導があり、怖い子は親に送り迎えしてもらっていた。自分自身も大人数で登下校した」と話した。 事件現場の近所の男性(75)は「学校が休校になったからか、ここ2日間は子どもたちの姿を見ない。市の防災無線でも、外を出歩く際は気を付けるように注意喚起が続いている」と現状を語った。 旭市教育委員会は、25日から各学校の判断による部活動の再開を可能とした。