米津玄師『紅白』出場の“直前サプライズ”も思い出される6年前の「無断転載騒動」過去発言に駆られたファンの“正義感”
12月20日、シンガーソングライターの米津玄師が、大晦日の『第75回NHK紅白歌合戦』に特別企画で出場することが発表された。 【画像あり】米津玄師の「顔出しCM」 「米津さんは2018年の初出場以来、6年ぶり2度めの『紅白』となります。披露する曲は未定ですが、彼は2024年前期のNHK連続テレビ小説『虎に翼』の主題歌『さよーならまたいつか!』を担当したので、同曲の歌唱に期待できます。また、『虎に翼』で主演を務めた女優の伊藤沙莉(さいり)さんが司会を務めるので、“朝ドラコンビ”のコラボも注目を集めています」(芸能記者) 2025年にNHKは、ラジオ放送開始から100年を迎える。記念すべき年を迎える直前の『紅白』に出場するとあって、米津は《『さよーならまたいつか!』は100年の月日を思う曲でもあります。これから100年めを迎えるその一幕に、ほんの一瞬であろうとご一緒させていただけることを光栄に思います》とコメントしている。 米津の『紅白』出場に関して、Xでは《米津玄師出るのやばい激アツ》《油断した後に出場決定報告してくるあたりいい性格してんなと思う》《紅白でのパフォーマンス楽しみ》と歓喜の声が続出した。 初出場となった2018年の『紅白』では、米津は、故郷である徳島県から生中継で登場。その年のヒット曲『Lemon』を歌唱し、話題を呼んだ。お茶の間で彼のパフォーマンスを見守った人も多いが、SNSではちょっとした“騒動”もあったという。 「当時、米津さんはテレビのインタビューやVTR出演はあったものの、テレビで歌を披露するのは初めてでした。そのため、XやYouTubeには彼が『紅白』で歌唱する動画が多数、投稿されました。 すると、米津さんのファンと思われる人から、そうした投稿へ『消してください』と猛抗議がありました。テレビ番組の無断転載は、明らかな著作権違反ですから、ファンが怒るのは当然です。 しかし、その抗議に“逆ギレ”する人もおり、SNSが殺伐としてしまったことがあったのです。6年ぶりの出場となる今回も、同じような事態が懸念されています」(前出・芸能記者) 一部のファンの間で、米津の歌唱動画の“無断転載”について、ナーバスになっていたのには理由があったようだ。 「米津さんは2017年11月、自身のTwitter(当時)で、ライブ動画配信サービスで弾き語りをすると、その動画が録画されてSNSに拡散されてしまう、ということを嘆く投稿をしました。 現在、その投稿は削除されていますが、それを知ったファンのなかには『米津は動画を転載されるのが嫌い』という認識が広がり、義憤にかられる人が多かったようです。ただ、ファン同士が攻撃し合うような事態は、米津さんも望んでいないと思いますが……」(同前) 時代遅れの声もあるが、“生”でしか見られないコンテンツがあるのも、やはりテレビの魅力といえよう。
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