ブライトンが三笘の今季初ゴールを含む3発でエバートンに快勝!ヒュルツェラー体制初陣を白星で飾る【プレミアリーグ】
三笘薫の所属するブライトン&ホーヴ・アルビオンは17日、プレミアリーグ第1節でエバートンとアウェイで対戦し3-0で勝利した。三笘は89分までプレー、25分に今季初ゴールを記録している。 ロベルト・デ・ゼルビ監督が退任し、31歳とプレミアリーグ史上最年少となるファビアン・ヒュルツェラー氏を新監督に招へいしたブライトンが、昨季途中に就任したショーン・ダイチ体制2年目を迎えたエバートンのホームに乗り込んだ一戦。 プレシーズンマッチを全勝で終えるなど、充実した準備期間を過ごしたブライトンは、最前線にウェルベックを最前線に据えた[4-2-3-1]を採用。2列目は右からミンテ、ジョアン・ペドロ、三笘を並べた。 ブライトンは早い時間にネットを揺らされる。5分、マクニールの左CKをファーサイドのM・キーンに頭で折り返されると、最後はゴール前のハリソンが押し込まれたが、これはオフサイドの判定でノーゴールの判定となった。 その後も縦に早い攻撃でゴールに襲い掛かるエバートンに対し、ブライントンはやや押し込まれる展開に。それでも25分、バイタルエリア右でボールを受けたミンテが縦への仕掛けからボックス右に侵入すると、クロスをファーサイドに走り込んだ三笘が右足ボレーでゴールに流し込んだ。 ハーフタイムにかけて再びエバートンに押し込まれる展開となったブライトンは44分にアクシデント。相手の右クロスに対応しようとしたミンテがボックス内でミコレンコと接触。そのままピッチには戻らず、前半追加タイム2分にアディングラが緊急投入された。 迎えた後半、ブライトンは開始早々にピンチ。47分、最終ラインのピルドアップミスからボールを奪われると、ハリソンの右クロスをボックス中央で収めたキャルバート=ルーウィンをダンクが倒すと主審はPKを宣告。しかし、オンフィールド・レビューの末にノーファウルと判定され、PKは取り消された。 後半も良い立ち上がりを見せたホームチームだが、再びスコアを動かしたのはブライトンだった。56分、中盤でのパスカットに成功したヴァイファーのパスを受けたウェルベックが中央を持ち上がると、そのままボックス内まで切り込み、冷静にゴール左隅にシュートを流し込んだ。 勢いづくブライトンは63分にも、ジョアン・ペドロとのパス交換でボックス左から侵入した三笘に決定機が訪れたが、これは絶妙な飛び出しを見せたGKピックフォードの好セーブに防がれた。 さらに66分には、ダンクのロングフィードに対応した最終ラインのDFヤングから三笘がインターセプトに成功。そのままゴールに向かった三笘だが、ヤングに腕を引っ張られる形で転倒すると、主審は決定機阻止の判定でレッドカードを掲示した。 その後は数的優位となったブライトンが主導権を握ると、86分にウェルベックの斜めのパスをボックス手前で受けたアディングラがカットインから左足一閃。シュートはゴール左隅に決まった。 結局、試合はそのまま3-0でタイムアップ。三笘の今季初ゴールを含む3得点で快勝したブライトンが、ヒュルツェラー体制初陣を白星で飾った。 エバートン 0-3 ブライトン 【ブライトン】 三笘薫(前25) ダニー・ウェルベック(後11) シモン・アディングラ(後41)
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