群馬・前橋市で申請書作成の負担軽減「書かない窓口」スタート
申請書の作成など市役所窓口での市民の負担を減らそうと、群馬県前橋市では2日から「書かない窓口」がスタートしました。 前橋市は、市民の利便性向上や職員の業務効率化を目指し、今年度から2031年度にかけて市民と行政の接点を意味するフロントヤード改革を進めています。この取り組みの一環として、2日から市民課に導入されたのは「書かない窓口」というシステムです。マイナンバーカードや運転免許証などをかざすと、氏名や住所、生年月日や性別が自動で印字されるもので、手書きで記入する必要がなくなります。対象となるのは、マイナンバーカードによる各種申請や住民票の交付などです。 前橋市では、来庁者の待ち時間の短縮や待合スペースの混雑緩和を目指し、来年1月6日から「事前ウェブ予約システム」を導入する予定です。予約した時間帯に来庁すれば優先的に順番が来るもので、県内でも初めての取り組みだということです。