南アフリカ代表・アレンゼ、日本デビュー 試合の速さには「自分のプレースタイルに合っている」ラグビーリーグワン・相模原
ラグビーリーグワンの相模原に加入した南アフリカ代表、カートリー・アレンゼ(28)が7日、東京・駒沢陸上競技場で行われたBR東京とのプレシーズンマッチにFBで先発出場。日本デビューを飾った。 アレンゼは南アフリカ代表の欧州遠征を終えた11月26日に来日。3日の練習でディレーニー・ヘッドコーチからこの日の試合出場を打診され、出場することになったという。 この日は南ア代表で慣れているWTBではなくFBでの出場とあってパス役に徹し、前半6分、素早いパスでWTB小泉のトライを下ごしらえ。自身はトライはあげられないまま前半40分の出場でピッチを退いたが「自分はフィールドに立てればその仕事をするまで。今日はFBでプレーできて良かった」と笑顔でデビュー戦を振り返り、海外から来日した選手の多くが驚くリーグワンの試合の速さについては「自分のプレースタイルに合っていると思う。速さには驚かなかった。今は世界的に速いラグビーが主流だしね」と戸惑いはないことを強調した。 試合には19―26で敗れたが「全体的にもっと良いプレーをしたかったけど、シーズンに入る前に課題をもらったのはいいこと」と、敗戦も前向きに捉えていた。 相模原の開幕戦は22日。本拠地・相模原市のギオンスタジアムに浦安を迎える。
中日スポーツ