【マリーゴールド】ワールド王者Sareeeが単独首位浮上 田中きずなには「トップに立つ選手になって」
女子プロレス「マリーゴールド」のシングルリーグ戦「ドリーム・スターGP」スターリーグで、ワールド王座を保持するSareee(28)が単独首位に浮上した。 21日の岩手・盛岡大会の公式戦で、ここまで4連敗と勝ち星のない田中きずな(19)と対戦。自らに憧れを持った後輩の技を真正面から受けきると、最後は問答無用の裏投げで勝利した。 試合後、初シングルとなったきずなを「なかなかいいんじゃないですか。まだまだキャリアも浅いし、かなわない部分はあっても、絶対に負けてたまるかという気持ちが、私は戦いの中で一番大事だと思うので」と称賛。 今後についても「いい環境だったとしても、自分を追い込めるのは自分しかいないので。きずなには甘えずに大変な方を、誰もやりたくない方の道を行って、女子プロレス界の、そしてマリーゴールドのトップに立つ選手になってもらいたいなと思います。応援してますよ、陰ながらですが」とエールを送った。 これで4勝1分けの勝ち点9とし、同リーグの単独首位に浮上。残る公式戦は高橋奈七永(23日、後楽園)、〝大怪獣〟ボジラ(28日、名古屋)と強豪揃いだが、自信は揺るがない。「このまま必ず、私は優勝します」。最高峰王者でのシングル戦線完全制圧へ突き進む。
東スポWEB