三吉彩花「私のためにケンカしないで」池松壮亮と仲野太賀、三吉を取り合い「バチバチだった」?
公開中の映画『本心』の舞台挨拶が20日、都内にて行われ俳優の池松壮亮、三吉彩花 、仲野太賀が登壇。三吉が初共演だった池松と仲野の仲の良さに苦笑した。 作家・平野啓一郎の同名小説を映画化。亡くなった母の“本心”を知るためAIで彼女を蘇らせることを選択する青年と、彼を取り巻く人間たちの“心”と“本質”に迫るヒューマンミステリー。 この日、撮影以来、久しぶりにそろったという3人。池松と仲野は石井裕也監督作でも共演を重ねてきた仲。 仲野との撮影の雰囲気を聞かれた池松は「バチバチでしたね。『豊臣兄弟!』で三吉さんを取り合う仲なので…」と、共演する2026年の大河ドラマを持ち出してトボけると、三吉も「私のためにケンカしないで、って(笑)」と乗っかり、会場も大笑い。 そんな三吉は“座長”池松に「こんなにも丁寧な座長はいるのかというくらい、現場でもいろんな方に目が行き届いていた。一回も性格悪そうだなという部分が見受けられなくて悔しいなというか。ネタが引っ張り出せなかった」と残念そうな表情。 今回演じた「三好彩花」という、自身と漢字一文字違いの役名について観客から質問が出ると三吉は「撮影前に聞かないほうがいいなと思って聞かないでいたんです。終わってから(原作の)平野啓一郎さんに“大変失礼ながら三吉さんのことを存じあげていなくて。本当に偶然なんです”と教えていただきました」と明かし観客も驚かせていた。