「オリンピック史上最高のゴール」圧巻ゴラッソのなでしこ谷川萌々子を海外絶賛!「彼女の決断は正しかったことが証明された」【パリ五輪】
「日本を決勝トーナメントに一歩近づけた」
鮮烈なスーパーゴールを、海外メディアも絶賛した。 現地7月28日に、日本女子代表はパリ五輪のグループステージ第2戦でブラジルと対戦し、2-1の逆転勝利を収めた。 【画像】なでしこJのブラジル戦出場15選手&監督の採点・寸評。谷川は圧倒的高採点、田中は決定機を決め切れず… 1点ビハインドで迎えた90+2分、熊谷紗希のPKで追いつくと、その4分後だ。敵陣中央で相手のパスミスを見逃さなかった谷川萌々子が右足を振り抜く。前に出ていたGKの頭上を越すロングシュートでネットを揺らし、これが決勝点に。 ここぞの場面で持ち前の得点力を発揮した。バイエルンからのレンタルで所属するスウェーデンのローゼンゴードでも得点を量産しているが、同国メディア『fotbollskanalen』は「まさに夢のようなゴールを決めた」とその活躍を伝えた。 またアメリカメディア『The sporting news』は、「遠距離から猛烈なシュートを放ち、ブラジル人の心を打ち砕き、日本を決勝トーナメントに一歩近づけた」と、19歳MFのパフォーマンスを称える。 「谷川は自分のテクニックを信じていた。ボールに近づくと、足を振り回し始め、サッカー選手というよりは投石機のようだった。彼女の決断はすぐに正しかったことが証明された。シュートは足から弾け、夕空を旋回。ゴール上隅に落ち、パルク・デ・プランスのコンコース全体に騒音が広がった。ゴールキーパーのロレーナはダイブを試みることさえしなかった。シニアチームでの初得点は素晴らしいもので、祝福はそれ以上だった。歓声の大合唱に巻き込まれ、サイドラインに向かって闊歩する彼女にチームメイトが群がった」 記事では得点が生まれた時間帯にも注目。「彼女は、国際大会で試合終盤にゴールを決めた最初の日本人スター選手ではない。なでしこが初めて女子ワールドカップで優勝した2011年、澤穂希が終了間際に同点ゴールを決めてから13年が経った」と回想し、こう続ける。 「しかし、谷川のゴールほど美しく、魅力的なものはそう多くない。シチュエーションを考えれば、オリンピック史上最高のゴールの一つと言えるだろう」 まさに歴史的な一発を生み出した谷川。大舞台で眩い輝きを放った。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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