松平健が西田敏行さんを無念の表情で偲ぶ「演技も歌もこなせる役者ですごい尊敬しています」
歌手で俳優の松平健(71)が12日、上野東照宮(東京都)で行われた「令和六年 黒豆奉納式」に登場した。 黒豆の需要が高まる年末年始に合わせ、江戸時代からおよそ160年の時を経て「奉納式」として復活した「徳川将軍家への黒豆献上」に、暴れん坊将軍・吉宗公として親しまれている松平が参列。上野東照宮内に位置する、重要文化財「金色殿」(通常非公開)で黒豆奉納の儀式を行った。 寒さを感じさせない凛々しい表情で、白い法被をまとって登場した松平。芸能活動50周年を迎え、心身ともに健やかに過ごすコツを聞かれると「食べ物には気をつけています」と明かし「黒豆も体に良くて食べさせてもらってます。毎日食べるようにしてます」と〝黒豆パワー〟をアピールした。 また、今年の漢字には「喜」を選定。「たくさん仕事をして(ファンに)笑顔を届けられた。皆さんが笑顔で私も喜んでおります」と自身もファンも喜びが溢れる1年を振り返った。 イベント終了後の囲み取材では、今年10月に亡くなった俳優・西田敏行さんを偲ぶ一幕も。NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」などで共演経験のある名優について「演技も歌もこなせる役者ですごい尊敬しています」と語り、「身近な先輩たちがずいぶん亡くなられていますのでね…」と訃報が続く芸能界に無念の表情を浮かべた。
東スポWEB