亀田大毅氏が12・24の井上尚弥VSグッドマン戦を展望「井上選手はフラストレーションをためる展開…」
元ボクシング世界2階級王者の亀田大毅氏(35)が自身の公式YouTubeで、12月24日に東京・有明アリーナで行われる4団体統一世界スーパーバンタム級王者の井上尚弥(31=大橋)のIBF&WBO同級1位のサム・グッドマン(26=オーストラリア)との防衛戦を展望した。 亀田大氏は「グッドマンはドヘニーより圧倒的なアウトボクサーなので早期決着はない」と切り出した。 1~4ラウンドまではグッドマンはジャブで警戒するのみで、足を使いながら「ほとんど手を出さない」と展開を予想した。 井上尚としてはフラストレーションをためる展開だが「世界レベルの選手がディフェンスに特化したらそうクリーンヒットは入れられない」と指摘した。 井上尚を空回りさせることが、グッドマンの狙いでもある。 だが、5~7ラウンドでは井上尚のプレッシャーでグッドマンはジャブ、ボディーが当たり、スタミナを奪われて足も止まると予想する。 亀田大氏は「6~8ラウンドで井上選手のKO勝利」と言い切った。 ただ、この結果は井上尚が強すぎるからで、今のスーパーバンタム級でグッドマンに勝てる選手は少ないと指摘。その最強挑戦者でも井上尚に対してできるのは序盤にフラストレーションを与えることくらいだろうと予想した。