停車駅増の「通勤急行」新設 箕面行きは“時短”へ 阪急宝塚線2月ダイヤ改正
「急行」と所要時間は変わらずの「通勤急行」
阪急電鉄は2024年12月5日、ダイヤ改正の概要を発表しました。実施日は2025年2月22日(土)です。 【え、準急との違いは…?】「通勤急行」新設の阪急宝塚線ダイヤ改正(画像で見る) 宝塚線では平日夕ラッシュ時に「通勤急行」が新設され、大阪梅田発宝塚行きの急行が通勤急行に変更されます。 これは急行の停車駅に曽根と岡町(いずれも豊中市)を加えたもの。大阪梅田から宝塚までの所要時分は現在の急行と変わらない(37分)そうですが、曽根までは約4分、岡町までは約6分、それぞれ時間短縮になるといいます。 ●箕面線の接続列車を変更 また、箕面線も時短が図られます。大阪梅田方面から石橋阪大前で箕面線に乗り換える際の接続列車を、現在の宝塚行き急行から、能勢電鉄直通の特急「日生エクスプレス」、または雲雀丘花屋敷行き急行に変更するということです。 これにより大阪梅田→箕面の所要時間が現在の28分から24~25分に短縮するといいます。 このほか、平日朝ラッシュ時は、池田発大阪梅田行きの普通3本と、豊中発大阪梅田ゆき普通3本の出発順を入れ替えます。これらの施策で、各列車の混雑の平準化を図るということです。 なお今回、京都線のダイヤは変更ありません。
乗りものニュース編集部