西田敏行さんと伊藤沙莉「メールの絆」 NHK紅白歌合戦で〝初共演〟へ
今年10月17日に自宅で亡くなった西田敏行さん。大みそかのNHK紅白歌合戦ではこれまでの功績をしのび、「追悼 西田敏行さん」と題した特別企画が決まった。貴重映像と共に西田さんとゆかりの深い出演者たちが名曲「もしもピアノが弾けたなら」を歌い継いでいく。 【写真】あどけない30歳の西田敏行さん 西田さんを尊敬し女優として常に西田さんの存在がモチベーションとなっていたのが、紅白で司会を務める伊藤沙莉だ。西田さんと伊藤は面識や共演経験がないにもかかわらず、メールでお互いを励まし合ってきたという。 ドラマ関係者は「もともとは西田さんが伊藤さんの演技力の高さに脱帽し、数年前から現場でも伊藤さんの名前を連呼していたのがきっかけで関係者を通じて〝メル友〟になったそうです。伊藤さんは人見知りな性格で、当初は西田さんのような大御所俳優からメールをもらうことに恐縮していました。しかし、文面からも伝わる西田さんのおおらかな性格から、伊藤さんも西田さんに〝見られている〟ことが女優として心の支えとなっていたそうです」と語る。 伊藤は2023年のインターネットラジオ番組「伊藤沙莉のsaireek channel」で「西田敏行さんはもう本当に必ずご共演させていただきたいという感じで、もう夢ですね。これは。西田さんにもその旨は伝えまして」と、西田さんへの熱い思いを語っていた。 「西田さんもそのコメントを関係者を通じて耳にしたそうで、いつの日か伊藤さんと共演できるのを楽しみにしていたと聞いています」(同) 思いが通じあっていた2人の〝初共演〟が大みそかに見られる。
東スポWEB