セブン&アイHD井阪社長 成長のカギは“世界展開”と“薬局” 目指すはグループ売上高20兆円 【WBS】
食で世界攻略
アインも期待するセブン&アイの海外展開力。井阪社長にグローバル戦略を聞きました。 「いよいよ本格的に広げていく段階に来た」(相内優香キャスター) 「スピードウェイの買収。これが一つの大きなきっかけでもあった。北米のコンビニエンスストア事業はこれから成長性の高い領域」(井阪社長) セブン&アイは2021年に北米でおよそ3900店を展開するスピードウェイを買収しました。さらに今年はオーストラリアの「セブン-イレブンオーストラリア」の買収を完了するなど、拡大戦略を積極化させていて、現在は20の国と地域で展開しています。 世界展開の鍵となるのが、食のコンビニです。マレーシアでは工場を建てオリジナルの食品の提供や、ベトナムでは現地の食文化に合わせたメニューを開発し、提供しています。 「世界全体の売上高目標は?」(相内キャスター) 「私どもが発表している数値は営業収益(売上高)で11兆円ちょっと。加盟店の売上を含めアメリカと日本を全部足すと17兆円。世界の(売上高)ランクで7番目ぐらい。さしあたってはベスト5を目指したい」(井阪社長) 「そうなると、売上高ではどのくらいの規模に?」(相内キャスター) 「20兆円を超えていく形。オーストラリア、ベトナムの売り上げを合算できるようになると、はやいスピードでいけるのではないか」(井阪社長) ※ワールドビジネスサテライト