[青物ゲーム]釣れる人がやっている斜め引き! 釣れない人との違いは? ジグザムドラッグフォース&スパイクの使い分け
ロッドの使い分けでジグのアクションに変化をつけバイトを引き出す!
松原「ただ、JDF601S-5/6を使って魚の反応がなかなか得られないというケースもあります。そういうときは、パワー的には一つ軟らかい番手のJDF611S-4/5を使うこともあります」 その狙いは? 松原「JDF601S-5/6でシャクって、しっかり水を押して誘っても喰わない。強い波動に反応しない魚も居るので、同じジグでも軟らかいロッドでシャクるとジグの波動をちょっと弱めたり、アクションを変えることができます。それで喰う魚が居ますからね」
表層に魚の気配があるときや浅い根周りはプラッギング。反応がなければ小型メタルジグ!
オフショアの青物ゲームはプラッギングも有効な手段です。 松原「もちろん、外房でもダイビングペンシルは効きます。使うサイズは全長15~16cm、50g前後が中心で、魚が上ずっているときや水深20m以浅の根周りはプラグに反応しやすい魚が居ます。そういう魚は活性が高かったり、サイズが良かったりしますからね」 ダイビングペンシルで使うロッドは? 松原「スパイクSK732S-MHです。これでジグキャストもします」 前述のジグザムドラッグフォース2機種を使うのではなく? 松原「とくに春先や初夏に多いのが、魚がけっこう跳ねているのにプラグは喰わないという状況です。そういうときに70g、90gといった小さめのジグを遠投してちょっと沈めてシャクると喰うことがあります。スパイクSK732S-MHはキャスティングゲーム用に設計されているので70gのジグでも良く飛びます。アンダーでも投げやすいし、長すぎないからジグをシャクるにしても疲れない。取り回しが良いので込み合った乗合船でも扱いやすいロッドです」 外房の青物ゲームは乗合で手軽に楽しめる船が多い。これも外房エリアの特徴で、どてら流しの両舷で釣りをするので、ロッドはアンダーで投げやすく取り回しの良いロッドが有利。ルアーの操作性、パワーも含めた外房青物ゲーム用タックルセッティングの適例が今回紹介した3セットということだ。松原さんの釣り方と道具立てを参考にすれば自信を持って外房の青物に挑めるはずだ!