京都市長選挙に立候補した5氏の経歴・政策まとめ
村山氏は京都市左京区出身、専修大学卒業。株式会社リクルート社員を経て、京都市会議員を通算5期務める
村山氏は1978年京都市左京区生まれ、専修大学法学部卒業。学生時代に衆議院議員・松沢成文氏秘書を務めました。大学卒業後、株式会社リクルート社員を経て2003年の京都市会議員選挙に左京区から無所属で立候補し初当選しました。2007年に再選しましたが途中で辞職し、2008年の京都市長選挙に立候補するも落選。2010年に地域政党「京都党」を設立し、2011年の京都市会議員選挙では京都党公認で立候補、3度目の当選を果たしました。その後、2015年・2019年の京都市会議員選挙でも当選を重ねました。
村山氏が掲げる政策とは
村山氏は自らのホームページにおいて以下の施策を公表しています。 01 しがらみを断ち切る、本気の行財政改革! ○公共施設の集約・効率化・最適化 ○公有地の有効活用 ○生活保護の適正化 ○デジタル化の促進 ○交通局民営化の可能性を検討 ○無駄の圧縮(事業の廃止・縮小、作業効率化) ○人件費の効果的な見直し ○市民しんぶんの配布の民間委託化及びデジタル化 ○身を切る改革(給与・退職金カット) ○市民負担に頼らない新たな財源 02 「京都に住みたい街」化計画 <充実の子育て支援7選> ○子どもの遊び場創出 ○子育て世代の家庭負担軽減 ○0歳児見守り訪問「おむつ定期便」 ○児童虐待ゼロの町京都を目指して ○保育ステーションの整備 ○病児保育・一時保育を各区に整備 ○発達障がい児支援 <「京都に住みたい街」化計画> ○洛西ニュータウンの再生 ○周辺部(山科・醍醐・洛西・洛南エリア等)への資本集中投下 <日本一の教育都市へ> ◎教育無償化 ★高校教育の無償化 ★給食費無償化と中学校給食の早期実現 ★奨学金返済免除都市宣言 ★保育料無償化(4年以内に第2子以降、8年以内に第1子も) ◎塾いらずの学校教育 ★一方向授業から個々人の興味・成熟度に合わせた探求型教育の推進 ★民間のコンテンツをGIGA端末で積極的に活用 ★デジタルドリルの更なる活用 ★全小中学校の授業ライブ配信実施 ★塾が運営する公立小中学校の実現/第二・第三の御所南小学校を民間とつくる ★公立の国際バカロレア学校新設/ハーバード大学に行ける学校をつくる ★プログラミング教育校やフリースクール型学校など特色ある学校新設 ★通学校区の部分的撤廃 ★子育てバウチャーによる習い事等支援 ○スクリレの活用拡大 ○学校のグラウンドの全面開放 ○プール授業の民間スポーツクラブへの委託 ○文化芸術とスポーツの活用 03 「京都だから働きたい街」化計画 ◎高収益企業誘致で所得アップ ★京都駅周辺部ビジネス街化計画 ★京都ブランドと円安を生かした外資系企業誘致 ★沓掛・大原野に物流センター・工場誘致 ★東京からの企業を徹底誘致 ○奨学金返済免除都市宣言 ○スタートアップ・ベンチャーと学生のマッチング強化 ○働く人の賃金UP ○外国人材確保 04 「市民にもっと優しい街」化計画 <オーバーツーリズム対策> ○ICT(京都アプリ)を活用した観光地の混雑対策 ○市バスの生活路線・観光路線分離(1日乗車券も別々に) ○地下鉄・バスの乗り継ぎ無料化 ○市バス路線の全面見直し ○手ぶら観光推進のためのロッカー整備 ○ホテル立地規制条例の新設(ベッド数を市内でコントロール) ○大型パーク&ライドの実現(市内への車両流入を減らす) ○スマートごみ箱設置(センサー管理&圧縮であふれないゴミ箱) ○京都市マナー条例の新設 ○観光分散 ○宿泊税の使途の限定 <市民にもっと優しい街」化計画> ○生活困窮者を支援する生活再建チームの創設 ○福祉人材の確保と定着支援 ○すこやか賃貸住宅の拡大 ○障がい者、高齢者の雇用促進 ○ヤングケアラー支援 ○農業用水路の防災強化 ○沿道の倒木対策・事前伐採 ○「One Health」意識による動物愛護 ○災害時の避難所の改善 ○消防団器具庫維持改修 ほか <文化首都京都> ○関西副首都構想 ○文化首都制定法の実現 ○町家の保全・景観の維持