捨ててOKと思いきや、思わぬ落とし穴が…片づけ名人が「捨てて後悔したもの」3選
年末大掃除のタイミングは家にある物を捨てて、家をスッキリさせるまたとないタイミング。とは言え、何を捨ててもいいのか悩むものですよね。実際、捨てる判断力が研ぎ澄まされている片づけ名人でも、過去には「捨てて後悔したもの」があるんだとか。 【画像】捨ててOKと思いきや、思わぬ落とし穴が…片づけ名人が「捨てて後悔したもの」3選 シンプリストうたさんは、ご自身のものでは後悔したことはほとんどないそうですが、子どものものでは何度か後悔したそうです。具体的に紹介してもらいました。
1.子どもの学習用品
小学1年生で使用した「算数セット」でしたが、2年生では1度も出番はなく1年間家に置きっぱなしでした。そんなときに、ちょうど引っ越しを伴う転勤があったので迷わず処分することに。 すると、なんと転校先では3年生になっても算数セットを使うということが判明したのです。捨てたことを後悔するも後の祭り……知人が貸してくれたので何とか購入せずにすみましたが、完全に確認不足でした。
2.プリントや教科書
学校から毎日何枚も配られる大量のプリント。 紙類を1度ためると整理が大変なのは経験ずみだったので、とにかく不要になったプリントはどんどん処分していきました。しかし、間違えて提出しなければならないプリントまでうっかり捨ててしまっていたのです。 使わなくなった教科書についても、寝かせることなく即捨てをしていたら、数カ月後に授業のおさらいで必要になったこともありました。 それからは、プリントは1カ月、教科書やノートは1年寝かせてから捨てるようにしています。
3.子どもが「使わない」と判断したおもちゃ
引っ越しの際に、勢いで大量のおもちゃを捨てたことを後悔しています。 娘が小学生にあがるタイミングだったので、長く放置されたおままごとセットはもう卒業したのだろうと思っていました。娘もそのときは「いらない」と納得していましたが、引っ越しして数カ月後…「あのおままごとセットはどこにいったの?」と泣き出す事態に。おままごとが娘のなかで再ブームとなり、必要となったのです。 あのとき、もっと子どもの気持ちに寄り添ってあげるべきだったと反省しております。
子どものものを捨てるときは慎重に
要不要の判断がむずかしい子どもの持ちものは、とくに捨てるときに注意する必要があります。 不要だと思っていても後から必要になる場面も多く、「子どものもの」だけは捨ての判断基準を少し甘めに設定しておいた方がいいでしょう。 「迷ったら置いておく」くらいのスペースと心の余裕は、ふだんから持っておきたいものです。 ■執筆/シンプリストうたさん…ズボラでも小さな子どもがいても、スッキリ暮らすためのストレスフリーな方法を提案する整理収納アドバイザー。 編集/サンキュ!編集部
サンキュ!編集部