【長崎】鈴木市長定例会見 市民プールを陸上競技場に移設方針
NCC長崎文化放送
長崎南北幹線道路の建設に伴う長崎市民総合プールの再配置について、鈴木市長は定例会見で、プールを隣接する市営陸上競技場に移設する方針を改めて示しました。 【写真】鈴木市長定例会見 市民プールを陸上競技場に移設方針
鈴木長崎市長: 「陸上競技場については中部下水処理場跡地へプールは今の陸上競技への方向性で考えている」 鈴木市長は、陸上競技場の現在地での存続を求める被爆者4団体と利用者を中心とした市民団体、「市営松山平和運動公園を守る会」の代表者と面会し、プールを競技場に移す方針を説明しました。 これに対し、両団体は、懸念と反対の意見を伝え、市長に再考を促すとともに協議の場を設けるよう求めました。 鈴木長崎市長: 「今後も今回の意見交換の内容を整理してこちらの考えについてもう一度ご理解をいただくように粘り強く対応させていただきたい」 市長は「両団体と話し合い、議論が尽くされた時点で判断をしたい」と述べました。 このほか、来月10日にノルウェーのオスロで開かれる日本被団協のノーベル平和賞授賞式のパブリックビューイングを市庁舎2階の多目的ホールで行う計画も明らかにしました。ホールには150人から160人が収容できます。 授賞式には、日本被団協から31人が出席予定で、長崎からは、長崎原爆被災者協議会の田中重光会長(84)と横山照子副会長(83)が参加を予定しています。
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