三河、名古屋Dとの『愛知ダービー』制す 須田侑太郎が古巣相手に躍動「自分の良さを出せるようになってきた」【バスケ・Bリーグ】
◇26日 りそなB1リーグ第5節 名古屋D74―92三河(ドルフィンズアリーナ) 三河が名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(名古屋D)との「愛知ダービー」を制した。昨季の名古屋Dの主将で今季移籍した三河でも主将を務める須田侑太郎(32)が3点シュートを4本沈めるなど16得点。三河は須田を含めて6選手が2桁得点をマークした。 古巣相手に須田が躍動した。得意の3点シュートを6本中4本と高確率で沈めた。第2クオーター(Q)の中盤には昨季以前から在籍する選手との息の合ったプレーを披露。日本人エース・西田優大の崩しに始まり、大黒柱でありダバンテ・ガードナーからパスを受けて華麗に3点シュートを決め、「少しずつ自分の良さを出せるようになってきた。これからもっともっと良くなる」と手応えを語った。ライアン・リッチマン監督も「須田と他の選手との感覚がなじみ始めている」と評価した。 須田は昨季、名古屋Dの西地区優勝に主将として大きく貢献。新天地でも持ち前の熱さとキャプテンシーも惜しみなく発揮しており、「全体的な流れを見ながら、的確なことを伝えることは意識している」と話す。この試合でも流れを失いかけた第3Qで細かく声をかけ、何度も手をたたきながらチームを鼓舞した。 チームは12、13日の三遠戦で連敗したが、19日の大阪戦以降は4連勝と波に乗っている。新主将とともにチームもステップアップしていく。
中日スポーツ