佳子さま、川崎の全国都市緑化祭で記念植樹 児童「話せてうれしかった」
「第41回全国都市緑化かわさきフェア」の中心的行事「全国都市緑化祭」が1日、秋篠宮家の次女佳子さまを迎えて、川崎市川崎区のカルッツかわさきで開かれた。式典後には同フェアの主会場の一つ、富士見公園(同区)で記念植樹が行われた。県内では2017年以来3回目で、地元の関係者ら約600人が参加した。 【写真で見る】藤子・F・不二雄ミュージアムで解説をお聞きになる佳子さま 福田紀彦川崎市長が「これからも緑豊かで、潤いのある街づくりに向けてさらに取り組みを進めていく」と開会宣言した。佳子さまは「長年にわたって築かれてきた都市の貴重なみどりを大切にする活動が次の世代に引き継がれ、みどりあふれる街で、人と人とがつながっていく姿を思い描いております」と述べられた。 都市緑化宣言では、市立宮前小学校(同区)の6年生7人が登壇し、「先人たちの思いを大切にし、このかけがえのない花や緑を次の100年につなげていく」などと元気よく誓った。 約1カ月前からそれぞれが練習を重ねてきたといい、式典後には佳子さまからもねぎらいの言葉をかけられた。児童は「緊張し過ぎて足がとても震えたけど失敗しなくて良かった。佳子さまと話せてうれしかった」と笑った。 佳子さまは富士見公園で「舞姫」という桜を植樹すると、その後は生田緑地ばら苑(同市多摩区)や川崎市藤子・F・不二雄ミュージアム(同区)などを視察した。
神奈川新聞社