「裁判さえなければ復帰できる」と思っていたはず… 「松本人志」のテレビ起用に“局が及び腰”なワケ
関西では「M-1」離れ
「つまり、松本さんへの思い入れが強い人が多い関西では『M-1』から若干離れた傾向にあり、関東ではその反対だった。それほど、松本さんについてはいろいろな見方があります」(影山氏) とした上で、 「松本さんは私の1歳年下で、世代でいえば完全にテレビっ子。ダウンタウン自体、テレビによって育てられたコンビです。YouTubeやネット配信番組などから復帰するという声もあるようですが、やっぱり一番望んでいるのはテレビ復帰でしょう」 大切なのは手順だ。 「業界のみならず世間を納得させるには、記者会見ではなくとも、まずは本人の生声で一件について説明責任を果たすべきです。また、復帰を焦るあまりに取った行動が裏目に出ないよう、2年3年のスパンで準備してもいいと思います」(同) テレビに“とうとう出たね”と言われるには、まだ時間がかかりそうである。
「週刊新潮」2025年1月2・9日号 掲載
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