【共通テスト2025】塾・予備校が提供する自己採点・合格可能性判定ツールまとめ
2025年1月18日および19日に、大学入学共通テストが実施される。新課程になって初めてとなる今回の大学入学共通テスト。受験生にとって、合格可能性を把握し、受験校を選定するうえで重要となるのが自己採点だ。この記事では、塾や予備校が提供する最新の自己採点・合格可能性判定ツールについてまとめて紹介する。
河合塾「共通テストリサーチ」&駿台・ベネッセ「自己採点集計データネット」
毎年受験生の8割以上が利用しているといわれる、河合塾「共通テストリサーチ」と駿台・ベネッセ「自己採点集計データネット」は、2025年度入試より一部サービスを協同で実施する。
利用者が双方に手続きを行う負担を軽減するべく、両サービス共通のデジタルサイトを開設。「申込み」「データの収集」「志望校判定の結果返却」は協同で行うが、「問題分析」「平均点予測」「成績集計」「志望校判定付け」などは、河合塾と駿台・ベネッセが独自に培ってきた知見と強みを生かし、個別に受験生や学校・塾・予備校に対して提供していく。
河合塾の「共通テストリサーチ」、駿台・ベネッセの「自己採点集計データネット」ともに、参加する受験生の共通テストの自己採点結果や志望校を集計して、各大学の志望動向分析、ボーダーラインの予測、得点分布、合格可能性判定、出願予定者内の順位などを提供するシステム。それぞれ若干の母集団の違いなどがあるものの、毎年、受験生の出願校検討をサポートするサービスとして高い精度が支持されている。
河合塾「共通テストリサーチ」を利用する河合塾生はKei-Netの塾生マイページから、河合塾「共通テストリサーチ」を利用する学校および河合塾以外の塾・予備校、駿台・ベネッセ「自己採点集計データネット」は、共通のログインページから利用できる。
河合塾 Kei-Net 2025年度大学入学共通テスト特集
河合塾「バンザイシステム」
Webサイト上で即時に志望校の合格可能性評価を行う河合塾の「バンザイシステム」は、1月22日より公開予定。共通テストの自己採点結果などを入力すれば、志望校・学部の合格可能性・共通テストボーダーライン点数などを、その場で確認することができる。