【ディセンバーS】1番人気エコロヴァルツが1年4か月ぶりV マーカンド「走りやすいレースでした」
15日の中山11R・ディセンバーステークス(3歳上オープン=リステッド、芝1800メートル)は、マーカンド騎乗で1番人気のエコロヴァルツ(牡3・牧浦)が差し切り、1馬身1/4差で勝利。昨年8月のコスモス賞以来、1年4か月ぶりの勝ち星を手にした。勝ち時計は1分45秒2(良)。 スタートを五分に切り、道中は3番手で待機。先頭からは10馬身以上離れていたが、うまく折り合いをつけてレースを運び、直線に入るとジリジリと脚を伸ばして先頭でゴールした。 「さすがにグレードクラスを使う馬ですし、彼にとっては走りやすいレースでした。いい馬です」とマーカンドはレース内容を評価。牧浦調教師も「テン乗りで先入観なくまたがってくれたのが良かったです。2歳から勝ち鞍がなくて賞金を加算できていなかったので、加算できてよかったです。コンスタントに使ってきたのでリフレッシュして、どこから始動するか考えます」とクラシック3冠皆勤後の奮闘ぶりに笑顔を見せていた。
東スポ競馬編集部