次期学長をセクハラ疑いで調査 名古屋芸大、第三者委を設置
4月に名古屋芸術大(愛知県北名古屋市)の学長に就任する予定の非常勤講師来住尚彦氏(63)が複数の女子学生にセクハラをした疑いがあるとして、大学が経緯を調査する第三者委員会を設置していたことが28日、分かった。調査結果は30日に公表予定で、大学は「調査結果を受け、理事会で処遇を審議する」としている。 大学によると、2月28日、複数の女子学生が学校を運営する法人の理事長らに対し、来住氏のセクハラを訴える文書を提出していた。大学は3月8日、学外の弁護士2人を含む調査委員会を設置した。 大学ホームページによると、来住氏は芸術学部舞台芸術領域の非常勤講師で、東京放送(現TBSホールディングス)元社員。