札幌ダートはキンカメ系を狙え 大雪HCはルーラーシップ産駒のゲットアップだ
金曜正午の時点で新潟、中京、札幌はいずれも芝ダートともに良。今後、雨が降る予報はなく、3場揃って良いコンディションでの開催となる。まずは新潟から。芝は高速決着。まだ内外で大きな差はないが、内は若干でも荒れてきたとのことで、徐々に外伸びに移行するだろう。ロードカナロア産駒が好調。ダートは逃げ先行馬を軸に据えるのが無難。待機組は4角までに前に取り付きたい。 【写真】スティールブルーこれまでの軌跡 続いて中京。芝は開幕週らしい高速馬場が予想される。1回開催の3週はBコースだったので、とりわけAコース部分を通れる馬が有利。トラックバイアスのチェックは必要だが、逃げ先行馬に分があるだろう。差し馬はロスなく運びたい。ダートは前に行く馬を軸に据えるのが無難だ。 最後に札幌。芝は良なら時計が出る。逃げがダメというわけではないが、平均的に流れれば差しが決まりやすい。ゴールドシップ産駒とミッキーアイル産駒、さらには母の父ハーツクライに注目したい。ダートは前有利。中団以降の組は4角までに前を射程圏に入れたい。ロードカナロア産駒を除くキングカメハメハ系が優勢。 【注目馬】 新潟10R・スティールブルー…前走の勝ちっぷりが良く、3歳にしては持ち時計があるので高速決着も不問。先団直後でリズム良く運び、ゴール前で抜け出すとみた。 中京10R・ウィズザドリーム…ダート戦には珍しく逃げ先行馬が少なく、番手ですんなりと流れに乗れそう。休み明けも得意なタイプなので、好勝負を期待したい。 札幌11R・ゲットアップ…キングカメハメハ系のルーラーシップ産駒。前走の圧勝が示すように、出来とコース相性には太鼓判を押せる。連闘、かつ昇級戦でも侮れない。