“82分で2ゴール” 昨季19ゴールのワトキンスが不調でもアストン・ヴィラには最強の切り札がいる
2番手の立ち位置だが
プレミアリーグ3試合が終了し、2勝1敗で7位につけているアストン・ヴィラ。 昨シーズン、トッテナムやチェルシー、マンチェスター・ユナイテッドらを抑え4位でフィニッシュしたヴィラは今シーズンも注目を集めるチームの1つだ。第2節のアーセナルとの試合では敗れてしまったが、パフォーマンスは悪くなく、また新加入のアマドゥ・オナナがすでに2ゴールを挙げる抜群の存在感を見せており、昨シーズンからのレベルアップが伺える。 [動画]プレミアリーグ第3節 レスターVSアストン・ヴィラのハイライト そんなヴィラで、注目すべきパフォーマンスを見せているのがジョン・デュランだ。2023年1月にヴィラに加入した20歳は今夏、ウェストハムへの移籍が噂されたが、ヴィラはこのストライカーを手放さなくて正解だった。 今シーズンもエースであるオリー・ワトキンスのバックアッパーとしての起用となっているデュランだが、ここまで3試合で2ゴールを記録。3試合すべて途中出場であり、わずか82分間の出場で2ゴールを記録しているのが驚きだ。 昨シーズン、プレミアリーグ37試合で19ゴール13アシストを記録したワトキンスにまだゴールが生まれていないが、英『Daily Mail』は「オリー・ワトキンスは今シーズン、アストン・ヴィラでまだ本調子を発揮できていないが、ウナイ・エメリのチームにはジョン・デュランというベンチから勝利をもたらす選手がいる」と、切り札であるデュランのここまでのパフォーマンスを絶賛した。 ワトキンスが昨シーズンの調子を再び取り戻すことも大事ではあるが、エメリにとって少ない出場時間の中でもゴールという結果を残してくれるスーパーサブがチームにいることは心強いだろう。まだ3試合であり、ここからワトキンスも調子をあげてくることが予想されるが、例えエースストライカーが不調であっても、結果を残せる切り札がアストン・ヴィラにはいる。
構成/ザ・ワールド編集部