「子育てのしんどいところは結局お金」物価高に苦しむシングルマザーたち 政治に望むことは…【衆院選2024】
相談件数は年間1000件超 母親らが求める"子育て支援"とは
シングルマザー以外にも子どもや若者など。辻さんのもとに来る相談は、年間1000件を超えるといいます。 (2児を育てるシングルマザー)「もう死のうかなと思ってて。辻さんに電話かける前に。ごはんも全然食べてなくて。食べるものはなくて、公園の水を飲んだりとか。どうしたらいいか分からなくって、電気もガスも全部止まってしまって」 子ども2人を育て、40代の女性は夫と離婚して一時極度の貧困状態に・・・。現在は1ヵ月16万円ほどで生活しています。 (2児を育てるシングルマザー)「子育てのしんどいところは、結局はお金になってくるんですよ。物価が高くなってきて、ちょっと買い物したら5000~6000円しちゃうので。(安い店を)ピックアップして1週間分まとめ買いしてます」
そんな母親を見て、今年中学生の息子が書いた作文。そのタイトルは「税の真実」。 【中学生の息子の作文(抜粋)】 「給料から引かれるお金が大きいから、何のために働いているんだろうといつも口癖のように言っていました。」 「子どもを育てる家庭はしんどいだろうなと思います。」 「無駄な税をなくして、今の世の中を変えていかないと、どんどん日本はだめになると僕は色々調べる中でそう思いました。」
子育て中の母親と向き合い続けてきた辻さん。今回の選挙で、政治に望むこととは・・・ (辻さん)「いまは国民が『なんでこんなに税金とられて苦しいんだろう』と感じている社会だから、そうじゃなくて、『税金をこんなすてきな使い方してくれてありがとう』と思ってくれる使い方をしないといけないので。国民を本当に守ってもらえるような政治になればいいなと思います」 (『newsおかえり』2024年10月21日放送分より)