パリパラリンピック

勝利した小田凱人[画像/ゲッティイメージズ]

パリパラリンピック（フランス/パリ、レッドクレー）の車いすテニスは1日、男子シングルス2回戦が行われ、日本勢全4選手が揃って16強入りを果たした。 【小田凱人ら パリパラリンピック 車いすテニス シングルス組合せ】 今大会の男子シングルスには日本勢4名がシード選手として出場。同種目はシード勢が1回戦免除のため、日本勢はこの日の2回戦が初戦となった。 第2シードの小田凱人は世界ランク27位のB・バートラム（イギリス）と対戦。第2セットは競った展開となるも6-2, 7-6 (7-4)のストレートで勝利し3回戦進出を果たした。小田は8強入りをかけ3回戦で世界ランク19位のD・ロドリゲス（ブラジル）と対戦する。 第9シードの三木拓也は世界ランク54位のジンフイ・ディング（中国）に6-2, 6-1のストレートで快勝し3回戦進出。三木は3回戦で第5シードのG・リード（イギリス）と顔を合わせる。 第12シードの眞田卓は世界ランク31位のC・ストラウド（アメリカ）に6-1, 6-2のストレートで勝利。3回戦では第7シードのS・ウデ（フランス）と対戦する。 さらに、第16シードの荒井大輔は世界ランク20位のA・シコサナ（南アフリカ）に6-1, 6-0のストレートで完勝し3回戦に進出。荒井は3回戦で第1シードのA・ヒューエット（イギリス）と対戦する。 初戦の2回戦をストレートで勝利し16強入りした4選手。次の3回戦は、小田以外の3選手はいずれもメダル候補の上位シード勢との顔合わせとなり山場となる。小田は次戦でも実力を示し確実にベスト8に進出したいところだ。 なお、同日に行われる男子ダブルス1回戦には小田/ 三木ペアと、眞田/ 荒井ペアで出場する。