人の3倍もあるマグロの心臓!?希少な部位の味は?調理から食べるまでを実況「感動しちゃいました」
感動の美味しさを詳しく聞いた
──マグロの心臓はとても大きいものだったのですね。 本当に大きい心臓でした。世界中を泳いだ大きなマグロだったんだろうと思います。神様に捧げるような部位ですし、時代が時代なら、族長とか、ものすごく偉い人しか食べれないようなものであるという認識です。本当に立派な心臓でした。一般人のわたしが食べて良いようなしろものじゃなかったです。たまたま店頭で出会い、たまたま買うことができました。たまたまでした。買えて良かった。廃棄されなくて良かった。食べさせてくれてありがとう、って気持ちです。 命をいただいて生かされてることを忘れず、傲らずにいたいです。世界中を泳いだマグロに失礼のないよう、一生懸命生きていきたいです。 ──感謝の想いが伝わります。心房と心室で味も異なるようですが、食べたことがある人は少ないと思いますので、どんな味だったか教えてください。 心室は赤身でレバーに近い食感です。レバーほどのポソポソ感無く、しっとりしています。独特な臭みもなく、青魚の香り。子どもも食べれるクセのなさ。美味しい! 心房は白く筋肉質、コリコリとした弾力のある食感です。白く脂肪分が多いように見えますが、全く脂っこくなく、臭みもない。食感がいい。大人だけが味わえるハードな弾力。美味しい! ──すごく美味しかったのですね。娘さんは気に入ったようでしたか? 「おいしい~!」と、たくさんおかわりしてました。 ──お子さんも美味しく感じるのですね。ますますいただいてみたいです。娘さんには命をいただくことへの感謝の話もされたのですか? 日頃から「いただきます、ごちそうさまは言おうね」とか、「大切な命をいただいてるから、きちんと残さず食べようね」とは言い聞かせてますので、こたびのことでは、言ってはいないように思います。大人であるわたしのほうがしみじみと感動し、調理し、お命いただける感謝と尊さを噛み締めながら食しておりました。 ──またマグロの心臓が売られていたら購入されますか? 買います。ものすんごく美味しかったです。リプライ見ると、お刺身も美味しいとのことなので、いつか食べてみたいです。ただ、地元ではかなり珍しいものなので、もう出会えないかもしれません。 (まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・太田 浩子)
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