セゾンもセブン銀も頼る東大発・金融ベンチャーの自信
林 良太(はやし・りょうた)/1985年12月14日生まれ。2008年に東京大学経済学部を卒業後、ドイツ銀行のイギリス法人に入社。GCIアセット・マネジメントを経て2013年12月にFinatext(現Finatextホールディングス)を創業(撮影:今井康一)
SBI証券やマネックス証券が誕生したネット証券勃興期から20余年。2018年に、株式の売買手数料無料を掲げて業界に殴り込んだのがFinatextホールディングス(4419)傘下のスマートプラスだった。 FinatextHDは2013年に東京・西神田で開業。現在は自社でも運営する証券や保険の基幹システムをクラウド上で共通基盤化、API連携を通じて協業先のクレディセゾンやあいおいニッセイ同和損害保険、セブン銀行(予定)などへ提供する。グループではビッグデータ解析や金融機関向けアプリ開発も手がける。2021年12月に上場した当社の林良太社長CEOに今後のビジネスの展望を聞いた。
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梅垣 勇人