【阪神タイガース】MVP右腕・村上頌樹に今年も期待、前川右京はレギュラー奪取なるか|注目選手・予想ローテーション・予想オーダー|プロ野球
昨年の阪神は岡田彰布監督がチームを「アレ」ことセ・リーグ優勝に導いた。クライマックスシリーズを突破して臨んだ日本シリーズでは、連覇を目指すオリックス・バファローズを撃破。1985年以来38年ぶりとなる日本一を達成した。 今年は球団史上初の連覇を目指して戦うシーズンとなる。
注目選手
投手:村上頌樹 投手では昨年、彗星の如く現れた村上頌樹に注目が集まる。4月のシーズン初先発(登板は2試合目)では7回パーフェクトピッチング。勝ち星こそつかなかったものの、大きな話題となった。次の登板機会で9回完封勝ちを収めると先発ローテーションに定着した。シーズンを通しては22試合の登板で10勝6敗、防御率1.75と好成績。最優秀防御率のタイトルを獲得し、新人王とリーグMVPを同時に受賞した。 5月以降はほぼ火曜や金曜といったローテーションの頭を任されながら、好成績を残したことで岡田監督の信頼もアップ。クライマックスシリーズ、日本シリーズともに初戦の先発を任された。 昨年の大ブレイクによって今年は他球団からのマークも厳しくなる。そのなかでも同様の結果を残すことができるかが、阪神の連覇に大きく影響することになりそうだ。 野手:森下翔太 野手では大卒2年目の森下翔太が一本立ちできるかが見どころだ。ルーキーイヤーだった昨年は94試合の出場で打率.237、10本、41打点の成績。序盤こそ苦しむも7月以降で全10本塁打を放つなど、徐々に適応し48試合で3番を任された。3番としてはノイジーの66試合に次ぐチーム2位の数字でもある。また日本シリーズでは新人記録となる7打点をマークし優秀選手賞を受賞した。 今年も打線の中軸として近本光司、中野拓夢の上位打線を大山悠輔や佐藤輝明らとともにホームへ還すことが求められる。 オフにはアジアプロ野球チャンピオンシップ、欧州代表との強化試合に侍ジャパンとして招集されており井端弘和日本代表監督の期待も大きい。2年目の今年、昨年以上の成績を残しチームを引っ張ることができるだろうか。