【フィギュア】壷井達也「きつい状態の中でどれだけできるのか」NKH杯へ準備順調
<フィギュアスケート:西日本学生選手権>◇最終日◇20日◇滋賀県立アイスアリーナ◇男子(フリーのみ) 神戸大4年の壷井達也(21=シスメックス)は、147・42点で2位になった。 冒頭の4回転サルコーは、2本連続で2回転に。着氷したトリプルアクセル(2回転半)でも加点を得られず、得点が伸び悩んだ。 演技後は、息を切らしながら「疲れを演技中に感じてしまった」とぽつり。コンディションは悪くないが、出場予定のグランプリ(GP)シリーズ第4戦NHK杯(11月8~10日、東京)に向けて追い込んでいる最中。あえて試合に向けての調整をせずに臨み「体がきつい状態の中でどれだけできるのかを試したかった。体力がきつい中で4回転を跳ぶ実力はないと痛感したので、NHK杯で一番いい演技ができるようにしたい」と、視線をGPシリーズへ向けた。 優勝は鍵山優真(21)で181・22点だった。