サントリーは25年初戦を白星 “年男”高橋藍がヘビのぬいぐるみで…21得点の活躍
◇バレーボール 大同生命SVリーグ第11節 サントリーサンバーズ大阪3―1東レアローズ静岡(2025年1月4日 エディオンアリーナ大阪) 【写真】東レ戦の第4セット、サーブを放つサントリー・高橋藍 サントリーは2セットを先取した後、第3セットを失ったが、第4セットを制して3―1で勝利した。パリ五輪代表の高橋藍(23)はチーム2位の21得点を挙げ、勝利に貢献した。 「しっかりサーブで崩して、自分たちのディフェンスで点数を取っていくのがしっかりできている。ディフェンスの部分も非常に上げるシチュエーションも多かったと思うので、自分のパフォーマンス的には非常に良いものが出せたんじゃないかな」 今年の干支(えと)が巳(み)年ということもあり、年男の高橋はヘビのぬいぐるみとともに登場。記念撮影の時にはエスコートキッズがへびのぬいぐるみに驚く場面もあったが、子供たちとの交流を楽しみ「ちょっと子供たちが怖がってしまったので…ちょっと反省するべき点だったかなと思います」と苦笑いを浮かながらも、「少しでもコミュニケーションを取って良い思い出にして帰ってほしいという思いがある」と続けた。 天皇杯を制して次の目標に掲げるのはSVリーグ初代王者。元旦から練習が始まったため、年末年始は大晦日しかオフはなかったがリフレッシュできたようで「家族と過ごして、ゆっくりしながら少しお酒を飲んで。お寿司を食べに行って、それくらいしかしていない」と笑った。 この日はアタックを29本打ってチーム2位の19本を成功させて勝利に貢献。あす5日も試合を控える中で「自分自身がレベルアップしていけるように。人としてもバレーボール選手としても成長していくことを常に意識して、2025年も、いろんなことに挑戦していきたい」と新たな一年の抱負を語った。