バドミントン・大堀彩、年内で現役引退 福島・富岡高卒、パリ五輪8強進出
パリ五輪バドミントン女子シングルスで8強進出を果たした会津若松市出身の大堀彩(28)=トナミ運輸、富岡高卒=は8日、今年限りでの現役引退を表明した。自身のインスタグラムで発表した。12日に熊本市で開幕する国際大会、熊本マスターズが国内最後の大会になる。 大堀は6歳で競技を始め、来年から日本代表ヘッドコーチに就任する父均氏(56)に幼少期から指導を受けた。サウスポーから繰り出す鋭いショットが武器で、富岡高2年時に日本人初のアジアユース選手権優勝を達成。初出場となったパリ五輪で8強入りした。大堀はインスタグラムに「応援していただいた22年間の競技人生はとても幸せな時間だったと改めて感じています」と思いをつづった。
福島民友新聞