AKB48新劇場オープン 倉野尾成美が新公演で決意「目指す夢は東京ドームのステージです」
人気アイドルグループ「AKB48」が8日、東京・秋葉原のAKB48劇場で約9年ぶりとなる秋元康総合プロデューサー書き下ろし新公演「ここからだ」公演の初日を迎えた。 2005年12月8日にオープンした〝会いに行けるアイドル〟の活動拠点である同劇場。9月からリニューアル工事中で、オープンから19周年を迎えるこの日、「ここからだ」公演でこけら落とし。秋元氏が書き下ろすオリジナル公演としては「M.Tに捧ぐ」以来、約9年ぶりとなった。 公演前には報道陣向けにゲネプロを公開。4代目AKB48グループ総監督の倉野尾成美は「『ここからだ』公演は、秋元先生が今のAKB48に向けて、新たに16曲書き下ろしてくださいました。本当にたくさんの人の支えがあって、初日を迎えられている」と感謝した。 秋元氏が名付けた公演タイトル「ここからだ」については「〝AKB48で第二期黄金時代を作っていってほしい〟という願いや、決意が込められていると思います」と説明。「ここにいる初日メンバー16人に加え、これから初日を控えているメンバー含め42人全員でAKB48です。そして、この42人でこれから目指す夢は東京ドームのステージです。きっと大変な道のりで、簡単ではないと思いますが、一人一人がしっかりそうした気持ちで向き合って活動していった先にきっと待っていると思いますし、またこの劇場から一歩一歩歩んでいきたい」と力強く誓った。 ゲネプロ後には初日メンバー16人が囲み取材に応じた。17期生の佐藤綺星は「全メンバー一丸となって、公演を作り上げていきたい。東京ドームは倉野尾さんも言ってたんですけど、強い意志がないと絶対にかなえられないことだとは私も思っていますが、すごくかっこいい背中を先輩方に見せてもらっているので、その背中を追いつつ、私たちもしっかり底力を上げていきたいなと思っています」と意気込めば、今年3月にお披露目されたばかりの19期研究生の伊藤百花は「先輩方と一緒に目指せるように、足を引っ張らないように頑張りたい」と続けた。
東スポWEB