「どの球団からも愛された男」ヤクルト・青木宣親が敵地で受ける“粋な演出” 練習中演出・花束・登場曲…感謝の『代打ヒット』
今季限りでの引退を発表している青木宣親選手が、この日も功績をたたえられ敵地で“粋な演出”を受けました。 【画像】笑顔のヤクルト・青木宣親選手 まずは試合前のバッティング練習。青木選手がバッティング練習を始めると、場内では「ご来場のお客様にお知らせいたします。ただいま東京ヤクルトスワローズ青木宣親選手がバッティング練習を行っております」とアナウンスが流れます。バッティングを行う青木選手はこのアナウンスを聞くとうれしそうに「あー!ありがとうー!」と大きな声をあげました。さらに続けて場内にはGLAYの楽曲が流れます。 さらに試合前には、2017年のWBCでともに戦った広島・菊池涼介選手から青木選手へ花束の贈呈が行われました。ビジョンには「21年間おつかれさまでした」と表示され、その前で青木選手は笑顔で記念撮影を行いました。 試合では、8回に先頭打者として青木選手が代打で打席に向かいます。この際には青木選手が登場曲としても使用しているGLAYの楽曲が流れ、広島ファンからも拍手が起こります。青木選手は広島・中崎翔太投手の5球目のストレートをとらえるとライトヒットに。その後、代走を送られベンチに引きあげると、青木選手に向けて球場中から拍手が起こりました。 青木選手はマツダスタジアム以外でも敵地でこういったねぎらいを受けており、SNSでも「どの球団からも愛された男」「各チームからのこういうセレモニーを見て、いかに青木選手がすごい方だったかがわかる」「ヤクルトの誇り」「偉人だよ」といった声があがっています。 さらに青木選手の打率は引退表明後、驚異の5割越え。この成績に「本当にこの人引退するんですか?」「レジェンド青木宣親、広島でもヒットでお別れ!」「引退試合終わるまでの短い間だけど打ちまくって」などの声があがっています。